Pink Diamond

アーガイル鉱山の閉山と、これから

世界のピンクダイヤモンドの多くは、ひとつの鉱山から生まれていました。その鉱山が、すでに操業を終えています。

アーガイル鉱山は、オーストラリア西部・キンバリー地区の東部にありました(位置はイメージ図)。

アーガイル鉱山とは

オーストラリア西部・キンバリー地区の東部にあった鉱山で、運営は資源大手のリオ・ティント社。1979年に発見され、1983年に本格的な採掘が始まりました。世界のピンクダイヤモンド供給の約9割を担ったとされ、上質なピンクの産地として世界的に知られていました。

意外に思われるかもしれませんが、アーガイルの産出の大半はブラウン系のダイヤで、ピンクはそのなかのごくわずか。さらに宝石品質のピンクとなると、年間でも限られた数しか採れませんでした。年に一度、選りすぐりの石だけを世界の顧客に案内する「タカラ(Tender)」と呼ばれる特別販売も行われ、希少性の象徴となっていました。

40年の歩みと、2020年の閉山

1979キンバリー地区で鉱床を発見
1983本格的な採掘を開始
2013露天掘りから地下採掘へ移行し操業を継続
2020採掘可能な資源の枯渇にともない閉山

約40年にわたって供給の中心だった鉱山が役目を終えたことは、市場にとって大きな転換点となりました。

閉山が意味すること

新たな主要供給源は見つかっていません。ロシアなどで少量の産出は続くとされますが、アーガイルに匹敵する規模ではないと言われています。つまり、これから市場に出るピンクダイヤは、すでに掘り出された石が中心になります。

蛇口が閉じても、すでにグラスに注がれた水は残る——。天然ピンクダイヤは、いま世界にある分が、ほぼそのまま将来の供給になっていきます。希少性が年々高まると言われるのは、このためです。

これから選ぶ方へ

供給が細るなかで、実物に出会える機会そのものが貴重になっていきます。写真では分からない淡い色は、手に取れるうちに確かめておくことをおすすめします。希少性の背景を知っておくと、一本を選ぶときの納得感が変わります(あわせて希少性の理由もどうぞ)。

この記事について
アーガイル鉱山の発見・操業・閉山や供給割合は、一般に広く知られている情報をもとに記載しています。市況や将来の入手性の見通しは変動する可能性があります。

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よくあるご質問

採掘できる埋蔵量が枯渇したためです。2020年に操業を終了しました。

すぐに無くなるわけではありませんが、新規の供給は限られ、入手性は徐々に難しくなると見られています。

希少性の高まりから価値を見直す動きがあるといわれます。具体的な市況の数値は出典を確認のうえ明記します。

写真では伝わらない色を、実物で。

全国の取扱店舗で試着いただけます。試着だけでも構いません。

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