Pink Diamond
ピンクダイヤモンドの色の濃さと、グレードの読み方
同じ「ピンク」でも、濃さや色みで印象も価値も変わります。カラーダイヤの評価の基本を知っておくと、選ぶときに迷いません。

無色の4Cとは、ものさしが違う
無色のダイヤは「いかに色がないか(カラーグレード D〜Z)」で評価されます。いっぽうカラーダイヤは逆で、「いかに豊かに色づいているか」を評価します。ものさしが正反対、と考えると分かりやすいはずです。
色を決める3つの要素
カラーダイヤの色は、次の3つの掛け合わせで表されます。
- 色相(Hue)……ピンク、パープルがかったピンクなど、色の系統。
- 明度(Tone)……明るいか、暗いか。
- 彩度(Saturation)……色の鮮やかさ。淡いか、はっきりしているか。
この3つを総合して、ひとつのグレードが決まります。同じ「ピンク」でも、青みがかるか黄みがかるかで表情が変わります。
グレードの段階
ファンシーカラーは、淡いものから順に次のように段階分けされます(GIA のファンシーカラー・グレードの考え方)。濃く鮮やかになるほど希少で、価値も高くなる傾向があります。
| 区分 | おおよその印象 |
|---|---|
| Faint / Very Light / Light | ごく淡く、そっと色づく |
| Fancy Light | やわらかな桜色。上品で日常になじむ |
| Fancy | はっきりとピンクとわかる |
| Fancy Intense | 豊かで華やか |
| Fancy Vivid | 濃く鮮やか。最も希少なクラス |
「濃いほど良い」とは限らない
希少性という点では濃いほど上位ですが、それが「似合う」とは別の話です。ブライダルでは、淡く上品なピンクも根強い人気があります。肌なじみ、手元での見え方、相手の雰囲気——希少性の指標と、自分に似合う色は分けて考えてよいものです。
淡いピンクは、光の角度でふっと桜色が差す繊細さが魅力。濃いピンクは、ひと目で分かる華やかさが魅力。どちらが上ではなく、好みと似合いで選んでください。
見るときのポイント
ピンクは光源で見え方が大きく変わります。自然光と店内の照明の両方で、できれば実際の手元にのせて確かめるのがおすすめです。石だけを見るより、指に着けたときの色が、毎日目にする本当の姿です。
この記事について
GIA のファンシーカラー・グレードの一般的な考え方をもとに構成しています。グレードの表記や区分は鑑別機関により細部が異なります。個別の石は鑑別書と店頭でのご確認をおすすめします。
GIA のファンシーカラー・グレードの一般的な考え方をもとに構成しています。グレードの表記や区分は鑑別機関により細部が異なります。個別の石は鑑別書と店頭でのご確認をおすすめします。
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よくあるご質問
一般に、濃く鮮やかなほど希少で高価になる傾向があります。ただし好みや日常での映え方も、同じくらい大切な選択基準です。
鑑別機関のレポートに色の評価が記載されます。店頭でも内容をご説明できます。
希少性の指標では濃色が上位ですが、淡色には上品さという別の魅力があります。価値と好みは別の軸として考えていただけます。
