Pink Diamond

天然ピンクダイヤモンドと人工(合成)の違い・見分け方

「このピンクは、本物ですか」。ピンクダイヤモンドを選ぶとき、多くの方が最初に抱く問いです。天然・処理・合成——見た目が似ていても、価値と意味は大きく異なります。ここでは3つの違いと、確実な見分け方を整理します。

中心に天然ピンクダイヤモンドを据えた婚約指輪
中心に天然ピンクダイヤを据えた一本。天然・処理・合成は、見た目では判断できません。

まず、3つを分けて考える

「ピンクダイヤ」とひとくちに言っても、中身は大きく3つに分かれます。この違いを知っておくだけで、選ぶときの安心感がまるで変わります。

① 天然(ナチュラル)ピンクダイヤモンド

地中深くで数十億年をかけて生成され、産出の段階ですでにピンク色を帯びたもの。その色は、元素ではなく結晶構造のわずかなゆがみに由来すると考えられています。人の手を一切加えておらず、産出量が極端に少ないため、希少性がそのまま価値になります。

② 処理(トリートメント)

もともと無色〜淡い色の天然ダイヤに、放射線照射や加熱などの処理を施して色を付けたもの。結晶そのものは天然ですが、色は人為的です。天然の色に比べ、価格は抑えられる傾向があります。

③ 合成(ラボグロウン/シンセティック)

HPHT法・CVD法などで人工的に育成した結晶。化学的・光学的にはダイヤモンドですが、地中で生まれた天然とは明確に区別されます。近年は品質が向上する一方、価格は天然より大幅に低くなります。

※ 一般的な傾向をまとめたものです。個別の石は鑑別書での確認が確実です。
天然処理合成
石の生まれ地中(自然)地中(自然)工場(人工育成)
色の由来生まれつき照射・加熱で着色育成条件による
希少性極めて高い中程度低い(量産可)
価格の目安高い控えめ大幅に安い
見分け方肉眼では困難。専門機関の鑑別書で判定

自分で見分けられる?——できること・できないこと

結論から言うと、肉眼やルーペでの判別は、専門家でも困難です。色の濃さや輝きだけで、天然か合成かを断定することはできません。合成石はガードル(石の側面)に「LAB GROWN」等のレーザー刻印が入ることがありますが、無い場合もあり、刻印の有無だけで判断するのは危険です。

確実なのは、第三者の鑑別機関が発行する書類を確認すること。逆に言えば、書類さえ確認できれば、素人でも天然かどうかを間違えずに判断できます。

鑑別書・鑑定書、2つの書類の見方

名前が似ていますが、役割はまったく違います。

  • 鑑定書(グレーディングレポート)……4Cなど、石の「品質」を評価する書類。
  • 鑑別書(アイデンティフィケーション)……天然か合成か、色の起源が「天然」か「処理」かを判定する書類。

ピンクダイヤで特に確認したいのは、色の起源が「天然(Natural)」であること、処理の有無が「なし(None)」であること。国際的にはGIA、日本国内ではCGL(中央宝石研究所)やAGTなどの鑑別機関が知られています。

MILK & Strawberry の考え方

当ブランドがお届けするのは、天然のピンクダイヤモンドのみです。処理石・合成石を天然と偽ってお出しすることはありません。店頭では石の内容についてもご説明します。写真では伝わりにくい淡い色みは、ぜひ実物でお確かめください。

この記事について
一般に知られている宝石学の知見と、GIA・CGL・AGT などの鑑別の考え方をもとに構成しています。個別の石の真贋・品質は、付帯する鑑別書と店頭でのご確認をおすすめします。

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よくあるご質問

肉眼やルーペでの判別は、専門家でも困難です。色や輝きだけで断定はできません。第三者の鑑別機関が発行する鑑別書で「色の起源」を確認するのが確実です。

化学的にはダイヤモンドそのものですが、地中で生成された天然ダイヤとは区別されます。価値や希少性の考え方が異なるため、鑑別書で天然か合成かを確認することが大切です。

あります。無色〜淡色の天然石に放射線照射や加熱を施して着色した「処理石」です。鑑別書の処理欄(Treatment)で有無を確認できます。

写真では伝わらない色を、実物で。

全国の取扱店舗で試着いただけます。試着だけでも構いません。

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