200万粒に1粒——ピンクダイヤモンド、希少性の理由
なぜピンクダイヤモンドは、これほど手に入りにくいのか。理由はシンプルで、「生まれる量」が圧倒的に少ないからです。希少性のしくみを整理します。

そもそも、どれだけ少ないのか
ダイヤモンドの大半は無色〜わずかに黄みを帯びた石で、はっきりと色をもつ「ファンシーカラーダイヤモンド」は、産出全体のごく一部にすぎません。その色の内訳でも、イエローやブラウンに比べてピンクは格段に少なく、宝石として通用する品質のピンクとなると、さらに限られます。
当ブランドでは、この生まれにくさを「200万粒に1粒」という言葉で表しています。これは正確な統計値ではなく、ピンクダイヤがどれほど例外的な存在かを伝えるためのブランド表現です。数字の大小よりも、「めったに生まれない色」だという事実を受け取っていただければと思います。
なぜ、ピンクに色づくのか
多くのカラーダイヤは、微量の元素が色をつくります。イエローは窒素、ブルーはホウ素。けれどピンクは、元素ではなく結晶構造そのもののわずかなゆがみが原因と考えられています。地中の途方もない圧力のもとで炭素の並びが少しだけ変形し、特定の波長の光を吸収することで、淡い桜色が現れるという説明が有力です。
「宝石品質」という、もうひとつの壁
色づいたダイヤがすべて指輪になれるわけではありません。色みが濁っていたり、内包物が多かったり、原石が小さすぎたりすれば、宝飾用にはなりません。産出そのものが少ないうえに、そこから宝石品質だけを選び抜くため、実際に流通するピンクダイヤはさらにわずかになります。
- 色みの純度(濁りのない、澄んだピンクか)
- 色の濃さと鮮やかさ(グレードの読み方)
- 内包物の少なさ(透明感と輝き)
- 宝飾に耐える大きさ
供給が、これから細っていく理由
世界のピンクダイヤ供給の約9割を支えてきたオーストラリアのアーガイル鉱山は、資源を掘りつくし2020年に閉山しました(詳しくはアーガイル鉱山の閉山と、これから)。新たな主要産地は見つかっておらず、これから市場に出るのは、すでに掘り出された石が中心になります。つまり、天然ピンクダイヤの希少性は今後さらに高まっていくと考えられています。
数字の希少性から、意味の希少性へ
二つとない色を、ひとつだけ選ぶ。その希少さは、そのまま「唯一の人へ」という物語になります。手に入りにくいという事実を、価格の話としてだけでなく、贈る意味として受け取っていただけたらと考えています。
一般に知られている宝石学の知見をもとに構成しています。ピンクの発色メカニズムには諸説があり、研究が続いています。「200万粒に1粒」は希少性を伝えるブランド表現です。個別の石の品質・真贋については、専門機関の鑑別書と店頭でのご確認をおすすめします。
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よくあるご質問
産出量が極端に少なく、なかでも宝石品質のピンクはさらに限られるためです。加えて主要な供給源だった鉱山の閉山により、希少性が一段と高まっています。
ピンクダイヤモンドの希少さを表すために当ブランドが用いている表現です。ピンクは世界のダイヤ産出のごく一部で、主要産地だったアーガイル鉱山の閉山により、入手はいっそう難しくなっています。
主要鉱山の閉山により新規供給は限られる見込みです。将来の入手性は不透明で、出会えたときが選ぶ機会になりやすい石です。
